滝行
先週末、滝行をしてきた。
石仲間の香織ちゃんがある日、「滝行しに行くことにした~!」と。
え?滝行? ずっとやってみたいと思ってはいたものの
なかなか一歩を踏み出せず。
でも、それを耳にしたからには、メッセージ。
「私も行く~!」と深い考えもなく、ご一緒することにした。
そして気づけば私の親友、シノピーと、同じく石仲間のじゅんちゃんもご一緒に。
あれよあれよという間に、滝行仲間が4人に。
で、やってきました。到着した日に1回、翌日にも1回、合計2回。
結論からいうと、思ってたほど怖くもなく、期待したほどの変化もなく 笑。
でも、とにかくすっきり。
そして、意外と人ってこういうこと、できるもんだなぁとも思った。
やる前はものすごい勇気がいって、大仰なことのように感じてたんだけど
まるで子供を産む、とまでは言い過ぎだけど、
やってみたら意外とできちゃった、みたいな感覚とでもいえばいいのかな。
そうやって人はいろんなことをクリアしていくんだろう。
ただ、みんな「寒かった?」と聞くのだけど、
寒さや水の冷たさより、とにかくすごいのが水圧(滝圧?)。
圧で息ができなくなるので、腹式呼吸をいやでもすることになり。
また、滝に入る前は、お百度参り(100回はしないけど)したり
山の神様(山王さま)や滝の神様(龍王さま)にもご挨拶し
塩や酒で身を清めたり、滝に入っている間は「南無大師遍照金剛」と唱えるなど、
いろいろな儀式もした。
龍が昇ってるように見えたり、
滝からたくさんの光が出ているように見えたりするでしょうか 笑
(写真はシノピーが入滝前にお祈りしているところ)。
また、今回の合宿では、声出しが思いがけずにおもしろかった。
仏さまやお不動様のおられる広間で、ひたすら「あーーー」と言い続けるのだけど
次第に自分の声がどれかわからなくなり、人の声なのか自分の声なのか
境目がわからなくなったり、倍音が聞こえてきたり、、、。
そうしているうちにこのメンバー、前世、チベットやモンゴルあたりで
一緒に修行僧してて、こんな風に声出しみたいなことをしていた
というイメージがわいてきたり。
そしてもう一つ。携帯を預けてしまうことになるので
まさに俗世間とは別空間で過ごす2日間となり
普段は携帯でいろんなことをチェックし、頭を使っているんだ
ということを思い知らされもした。
料理は肉や魚もなく、酒もなく、の2日間。
しゃばに出てからおいしいイタリアンを食べ、たまにはいいけど
こういう俗っぽいものもやめられんよなぁとみんなで笑っておりました^^
¡Viva la vida!